22日は二十四節気で最も暑さが厳しい頃とされる「大暑」です。岡山・香川では16の観測地点で2024年の最高気温を更新しました。 【写真】香川県の熱中症による救急搬送　前年同期の2.1倍に

岡山・香川各地で最高気温更新

（記者リポート） 「空には雲がほとんどなく、日差しが照り付けていて、ひなたに立っているだけで汗が出てきます」 　22日は午前から気温が上があがりました。 （野口真菜リポート） 「この暑さのせいか公園で遊ぶ人の姿はありません」 （女性） 「ずっと陰でいました。（肌が）すごくヒリヒリします」 　22日の最高気温は真庭市の久世で37.2℃、岡山市で37.1℃、高松市で36.9℃と、岡山・香川の16地点で2024年最も高くなりました。 　消防によると、熱中症とみられる症状で救急搬送された人は、岡山県で29人、香川県で14人でした。 　そのうち真庭市では屋外で意識を失い倒れていた80代女性が救急搬送されています。 　香川県では7月14日までの2週間で熱中症による救急搬送が150人と2023年の同じ時期の2.1倍に増えています。池田知事は屋内でも注意するよう呼び掛けました。 （香川県／池田豊人 知事） 「皆さん声を掛け合って熱中症にならないように暑い夏を乗り切っていただきたい」 　また、JR西日本はレールの温度が上がったため姫新線の一部区間で一時運転を見合わせました。岡山エリアでレール温度の上昇による運転見合わせは今シーズン初めてです。