ママ友は作らない、性の話は隠さない。ミニマリストが「子育てでやめてよかった」3つ
息子の話をしているのがバレたワケ
話を聞くと、家で起こった息子の面白エピソードを、私がママ友に話す→ママ友が、息子のクラスメイトである自分の子に話す→エピソード、息子に戻る。という地獄のような伝言ゲームになったらしい。 それからは「我が子の話」を封印し、「ママ友の子どもの話」も聞くのを避けた。ママ友の子も息子と同じように感じるのではないか、そして私も誰かに言いそう。いや、言うに決まっていると思ったのだ。私は自分を過信しない、とんでもなくおしゃべり野郎の自覚はある。 そして共通の「我が子の話」を失うと、話題がなくなった。そして、短い間ではあったが、確かにいたはずのママ友もいつの間にかいなくなっていた。でも、問題はなかった。子どもの相談も聞いてもらえて、イベントも一緒に行けて楽しいし、学校生活の上でもいろんな情報を得られるというママ友は、いなくても困ることはなかったのだ。 子どもの相談なんてした日には、我が子に徹底的に嫌われるのはほぼ確定だったし、イベントも1人のほうが自由度が高くて気楽だったし、学校生活の情報も我が子が学校に直接問い合わせるタイプだったので不要だった。 保育園で出会った保護者の方が、皆気持ちのいい方だと感じたのは、いい距離感で付き合えていたからなのかもしれない。送迎の際に少しだけ話をする程度が良かったのだと思う。ママ友はできなくても問題なかった。それよりも子どもに嫌われなくてよかった。
ゲームやスマホの制限をやめた
宿題も時間割もしないでゲームとスマホ触ってる。と、日々子どもに腹を立てている保護者は多い。やらなければならないことを後回しにして、やらなくてもいいことを優先している姿にイライラするのだろう。そしてイライラが頂点に達した時、スマホやゲームに時間制限をかけたり、取り上げるという家庭もある。 我が家は制限をしなかった。イライラすることもあったが、一度与えたゲームやスマホを取り上げる行為は、本質的な問題点とズレているように思ったからだ。 本当の問題は、スマホやゲームなどのデバイスではなく、やらなければならないことを先送りし遊びを優先してしまう「本人」に問題があると思ったからだ。