【高松宮記念】6番人気のマッドクールがG1初制覇 坂井「思い通りのレースができました」
「高松宮記念・G1」(24日、中京) 6番人気のマッドクールが接戦を制し、G1初制覇を果たした。2着に2番人気のナムラクレア、3着に5番人気のビクターザウィナーが入った。マッドクールは初の重賞制覇がG1となった。 【写真】高松宮記念を制した坂井瑠星騎乗のマッドクール 左は2着のナムラクレア 重馬場のなか、香港から参戦したビクターザウィナーが逃げる展開で、マッドクールは3番手の好位につけた。直線で一気に先頭に立つと、迫り来るナムラクレアの追い上げを振り切り、アタマ差でゴールを駆け抜けた。 勝利に導いた坂井は「一番理想的なポジションを取れましたし、直線も内ラチギリギリを攻めていこうということで、思い通りのレースができました」と満面の笑み。ナムラクレアの猛追は「大丈夫だろうと思っていました。2着はすごい脚でした」と振り返った。 昨年のスプリンターズSでは2着に敗退。悔しい思いをしただけに「去年の秋、悔しい思いをしたのでリベンジをできて本当にうれしいです」と胸を張った。