【ラン初心者が1000日間1日も休まずに走れた理由】その経験から得たものを語る
1000日連続で走ったあとは
気分が乗らなくても、二日酔いでも、疲れていても、忙しくても毎日走る生活を2年半以上続けて私は、やっと1000日目にチェックを入れた。その過程で走ることに慣れたのは間違いない。でも、私にとってランニングはやっぱり退屈。いまでもできるだけしたくないし、タイムが上がったわけでもない(私の小さな頭では、休まずに走ってもタイムが上がらない理由をうまく説明できない)。ただ、カレンダーにチェックを入れたときの達成感は毎日あった。新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込みながら朝日を見たり、水たまりを避けながら走ったりして大地とつながる。今回の経験で、その30分を作ることは多少忙しくても可能なことが分かったからよしとしよう。 その後も私はなんだかんだでランニングを続けている。もう1000日続いたら、また報告させてほしい。
ランストリークのメリット
1000日も連続で走るのは大変。でも、イギリス版ウィメンズヘルスのSNS担当エディターで今回の記事を書いたエミリー・エミンズいわく、頑張って毎日走るだけの価値は十分あるそう。 ▼始めやすい 1000日も連続で走れたのは、ランニングが敷居の低いスポーツだから。私は当初ちゃんとしたランニングシューズやスマートウォッチを持っていなかったので、スニーカーを履いて外に出るだけでよかった(それだけでも大仕事に感じる日はあったけれど)。旅行中や外出先で、特定のマシンのあるジムや器具を探す必要もない。ランニングに乗じて海岸沿いや見知らぬ土地を探検するのも楽しかった。 ▼朝から前向きな気持ちになれる 私は走るなら、みんなが起きて走らない理由ができてしまう前に走りたいタイプ。それに、早朝のランニングというタスクを片付けたあとは何が起きても大丈夫な気がする。ランストリークはメンタル面のバリアを乗り越え、自分の能力(自分の体にできることを含め)に対する考え方を変える上でも役に立つ。 ▼健康状態とフィットネスレベルが向上する あれだけ毎日走っていれば健康状態とフィットネスレベルが向上するのは言うまでもないけれど、クロスフィットのトレーニングをケガなく続けられているのは、体の声に従ってペースと距離を調節しているからだと思う。