肉肉しさ満点のステーキが超お値打ち!? 連日300個完売の超人気ベーグル専門店も 「大須商店街」の老舗&最新グルメ6店をご紹介!
開店から3時間足らずで完売!?連日300個完売する人気ベーグル専門店
5軒目は、パンの最新人気店を紹介!2022年オープンのベーグル専門店「タオベーグル」。この日も既に完売だったので、後日、改めて取材しました。午前11時のオープン前にも関わらず行列が!300個のベーグルは開店から3時間足らずで完売しました! ベーグルは、日替わりで15種類以上。カマンベールチーズ入りのきのこのアヒージョ、抹茶の生地に桜あんが入ったスイーツ系、大葉と自家製鶏ハムの組み合わせなど、他では買えない珍しいものも。 最大の特徴「モチモチの食感」の秘密を探るため、仕込みに密着しました。店主の関戸祐介さんが生地作りを始めるのは午後3時。オープン20時間前から仕込んでいます。練った生地を袋に入れ、冷蔵庫の中へ。生地を寝かせ、関戸さんは一旦帰宅します。 再び店にやってきたのは、深夜12時!8時間寝かせた生地を取り出し、次々とカットします。その後、再び冷蔵庫へ。さらに、5時間ほど寝かせます。ベーグルは、生地を30分程度寝かせるのが一般的ですが、タオベーグルでは12時間以上熟成させることで、味わい深くやわらかいモチモチとした食感に仕上がるのだとか。 元々はイタリア料理店で修業していたという関戸さん。こだわりは生地作りだけでなく、具材にも。キノコをオリーブオイルとニンニクで炒めたアヒージョ、自家製グラタン、自家製の鶏ハムなど、ベーグルの具材もほとんど手作り。あんこは小豆を炊いて作っています! 一番人気は、関戸さんのイタリアンでの経験をふんだんに生かした「マルゲリータ」。自家製のトマトソースに、厳選した2種類のチーズをたっぷりと入れて焼き上げています。 6軒目はパンの老舗。大須観音通にある「喫茶モカ」は、創業64年の老舗喫茶店。最近のレトロブームで若者にも人気となり、満席になることも多いそうです。ブレンドコーヒーは、布製のフィルターで淹れるネルドリップ。紙のフィルターよりも、まろやかな舌触りです。 お店の看板メニューは「あんトースト」!厚切りのトーストに、バターとあんこをたっぷり挟むのが創業当時からのこだわりです。 店主の樋口信子さんは、東海地方唯一の常設寄席小屋「大須演芸場」の初代オーナーの娘さん。開館した1965年当時は、芸人さんの食事作りなどのお手伝いをしていたそうです。歌謡漫談家として出演していた若手時代の泉ピン子さんも、モカのあんトーストが大好きだったとのこと。 さまざまな店が群雄割拠し続ける大須商店街。店の新旧問わず、街を盛り上げたいという思いは同じ。この熱量、人の力が大須の魅力です! CBCテレビ『デララバ』4月24日(水)放送
CBCテレビ