東京での会期がスタート! 大人気の『ポケモン×工芸展』の見どころとは?
カップの底からピカチュウが泉のように湧き上がる?!
器や着物、装身具といった、身近な暮らしに近い工芸へポケモンを取り入れた作品も見逃せない。陶芸から現代アートの領域でも活躍する桑田卓郎は、カラフルな色化粧、ぼってりとした釉薬、金彩とプラチナ彩を施した大小さまざまなカップやボウルへピカチュウを転写。美濃という窯業地での知識や経験に基づきながら、金色に輝くピカチュウのタイルともに、明るくポップで愛らしい光景を築いている。今回、カップとボウルは倍増し、タイルも新たに576枚も加えてスケールの大きい作品として生まれ変わったが、カップの底から泉のように湧き上がるピカチュウに癒されること間違いない。
新作4作品を含めた約80点が公開。コラボカフェやショップも充実
「ポケモンは初めて」というアーティストもいた本展。そうした人は家族や教え子の助けを借りながらゲームをプレイし、「ポケモンずかん」と睨めっこしながら、ポケモンに対する理解や愛着を深めていったという。東京会場の展示作品は、新作4作品を含めた約80点。さらに麻布台ヒルズの各所に設置したポケモンスタンプを集めてまわるスタンプラリーや、作品にインスパイアされたメニューを展開するコラボカフェ『喫茶 ポケモン×工芸展』がオープンするなど、展覧会をさらに楽しめるイベントも実施される。あなたのお気に入りのポケモン、そして工芸の作品を見つけに、麻布台ヒルズ ギャラリーへと出かけよう。
『ポケモン×工芸展 ― 美とわざの大発見 ―』
開催場所:麻布台ヒルズ ギャラリー(港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MBF) 開催期間:開催中~2025年2月2日(日) https://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/kogei-pokemon-ex/
写真は©2024 Pokémon. ©1995-2024 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
文&写真:はろるど