緊急事態措置案 小池知事が会見(全文2)休業要請の施設「国と協議して決める」
保育園はどう扱う方針なのか
フジテレビ:あとすいません、もう1点。文教施設ということで学校などの休校要請とかも出ておりますけれど、例えば保育園というのはこれまでどおりの通常のやり方になっていくのか、それとも、例えばおうちで子供さんを見れる場合は少し登園もご検討いただきたいっていうふうな形になっていくのか、ここもちょっと働く親御さんたちにとって非常に大きいので、何らかの方向性をお答えいただけたらと思うんですが。 内藤:今おっしゃるとおり保育園の場合は、例えば1人親のご家庭ですとか、どうしても親御さまが働かれて子供が1人になってしまう、そういったお子さんは保育園で受け止めていく。また、今すごく注目される医療従事者の方々が子供を預けるところがないと、まさに働きに、現場に行けないということがございます。ですから、そういった方々に対するニーズはきちんと押さえた上で、ただ、さりとて、やはりその地域、地域の感染状況を見れば、例えば必ずメンテナンスしなきゃいけない方々の場合は押さえた上で、例えば若干縮小する、開園を縮小する、また、親御さまが今回の一連の動きの中で、例えばテレワーク等、在宅されてる場合はなるべくお子さまを自宅で見ていただければ、保育園のほうも規模を縮小していく。そういった検討はぜひしていただきたいということで、各園にはお伝えしてるところでございます。
テレワークの拡大はどの程度期待しているのか
フジテレビ:もう1点だけ、ごめんなさい。それでその保育園を縮小していただくためにはテレワークがやっぱり非常に重要になってくるかと思うんですけれど、これまでかなりテレワーク助成金にはたくさんの応募はありますが、だいたいどのぐらいテレワークをしてほしいとか、たぶん皆さん、会社の方々もどのぐらいをテレワークってなかなか線引きをするのは難しいとは思うんですけれど、感染拡大防止のためにはどういったイメージを持っておけばいいもんなんでしょうか。 A:勤務そのものは制限の対象にならないわけですけど、通勤についてはですね。ただ、外出の自粛を徹底してやりたいということでございますので当然、通勤についてもある程度、大胆にテレワーク等を活用して縮小していただきたいというお願いをしています。 その数値的な割合については、これといった目安が今、国から示されているわけではないんですが、例えば西浦先生などは、8割程度縮小しないと終息に向かわないというようなお話もされております。そういったものを含めて大胆な形で要請できるかどうか、数字が出せるかどうかちょっと分かりませんけれども、要請をしていきたいというふうに考えております。 司会:じゃあ日本テレビさん。