緊急事態措置案 小池知事が会見(全文2)休業要請の施設「国と協議して決める」
五輪とはまったく関係がない
そして後半のお尋ねでございますが、クラスター班の皆さま方の熱心な予測でございますけれども、最初、1万7000という数字が出たり、その次、3000が出て、翌日、今度は300になっていたりと、大変数字が大きく揺れているところもございました。ただ、それも参考にさせていただきながら、やはりこれまでのさまざまの策を取ってきたわけでございます。オリンピックとの関係で、御紙においてはそういう論を展開されておられるのかもしれませんけど、それはまったく関係がございません。以上です。 日刊ゲンダイ:だから、なぜ公表されなかったかっていう理由はお答えになってないと思うんですけど。 小池:いや、今申し上げたとおりです。 日刊ゲンダイ:数字がいろいろあったからってことですか。 小池:はい? 今お答えしたとおりです。 司会:次お願いいたします。どうぞ。
飲食店の休業要請する・しないの判断は?
フジテレビ:すいません。フジテレビです。これはあしたからの都民の皆さんの生活に非常に関わってくる内容なので、ちょっと細かくお伺いしたいと思うんですが、この社会生活を維持する上で必要な施設ということで、飲食店というのが挙がってるんですが、都はこれまで夜の街のクラスターを拡大させないためにということで夜の外食の自粛などを求めていらっしゃいましたが、例えばどういった飲食店の場合は社会生活を維持する上で必要な施設とお考えで、どういう施設だと休業要請をしたりするものなのか、具体的にお願いします。 A:今お尋ねの部分についてでございますが、片方で、施行例ではキャバレー、ナイトクラブ、ダンスホール、その他これに類する遊興施設というような形で、これまでわれわれが自粛を要請してまいりました接待を伴う飲食店等については、規定はされております。片方で、飲食店については生活に欠かせない施設として、またガイドライン等に規定されてるところでございまして、この区分けが、非常にグレーゾーンは確かにあると思っております。基本的には3密を形成するか否かとか、それから営業の形態とかで個別に判断していくことになろうと思いますけども、その点については今後、細かいところは詰めていきたいというふうに考えております。 フジテレビ:例えば夜間営業のみのいわゆる居酒屋ですとか、そういったところに対しては夜のクラスター感染拡大防止の観点で休業要請という方向なんでしょうか。 A:基本的にはそういうことも考えられると思ってますけども、詳細はこれからまた詰めていきたいというふうに思っています。