喫茶店? 自転車店? 千曲市で自転車乗りのオーナーが営むカフェ『cafe自転車屋』とは
正解はカフェ! 「cafe自転車屋」の魅力とは
日本で最長の河川である千曲川(新潟県内では信濃川と名称を変える)がゆったりと流れる長野県千曲市。川の両岸には山が連なり、変化に富んだ地形がサイクリストを楽しませてくれます。そんな千曲市でサイクリストが惹きつけられるネーミングの店「cafe自転車屋」があります。喫茶店? それとも自転車店? 実際に訪問してみました。 【画像】「cafe自転車屋」と、宮坂峠の激坂を画像で見る(11枚)
しなの鉄道「屋代駅」から約1kmのところに、木組みの柱とベージュの壁、レンガが美しい外観の店があります。チェーンリングとクランクを使ったドアノブを開けて店内へ。この時点で自転車乗りはワクワクしていることでしょう。 メニューは、食事からスイーツ、アルコール類まで豊富に揃います。私(筆者:才田直人)はランチで訪れたので「ふきみそ」のピザをチョイスしました。注文を待つ間、自転車の小物やインテリアがたくさん散りばめられた空間を楽しみます。 ピザが登場すると、ここで嬉しい演出があります。ピザカッターが自転車の形をしているのです。オリジナルで作成したものかと思ったら、なんとパークツール(自転車工具のメーカー)の商品だそうです。先代の商品も見せていただいて、パークツールの遊び心溢れる一面を垣間見ました。
ピザはパリッとした食感の極薄の生地。ふきみそのコクと甘み、それに塩味が効いていて癖になる美味しさです。ランチはもちろん、おやつ感覚でも食べられるので、ライド後の小腹が空いたサイクリストにもぴったりだと思います。 自転車乗りにとって楽しい時間はまだまだ続きます。なんと言ってもこの店のマスターはサイクリスト。「科野さらしなの里サイクリング推進委員会」の 副会長をされています。千曲市のおすすめサイクリングスポットを相談したり、自転車談義に花が咲くこと間違いなしです。
オススメのコースヘライドに出かけよう!
マスターのオススメは、ほどよく登って展望が良い「宮坂峠」です。「cafe自転車屋」からのアクセスの良さも魅力的です。ただ油断してはいけません。距離は短いながらも、激坂が続くのです。気合いを入れて臨みましょう。