中米カリブ海のハイチ首相が辞意表明 政情不安続く中
政情不安が続く中米カリブ海の島国・ハイチの首相が辞意を表明しました。 ロイター通信などによりますと、ハイチのアンリ首相は11日、治安悪化の責任をとり辞任することを表明しました。 ハイチでは2021年に大統領が暗殺されるなど、政情不安が続いています。 今月初めには、武装集団がおよそ4000人の服役する刑務所を襲撃の末、多くの囚人が脱獄しています。この武装集団のリーダーは、アンリ首相の退陣を求めていました。 アンリ首相は、SNSに投稿した動画で「平和と安定が一刻も早く戻るために全力を尽くすよう全ての国民にお願いする」と述べています。