【東京都 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 八丈島麓に咲く35万株のフリージア
寒さの中で力を蓄えた草木がパワフルに芽吹き、次々と花を咲かせて景色をカラフルに染め上げる春がやってきました。日本各地に、今しか見られない、かけがえのない美しい景色が広がっています。 【画像】東京都 春の絶景・風物詩を一気見! 今回は東京都が誇る、春の絶景・風物詩をピックアップ。自然が織りなす奇跡の景色に会いにいきませんか?
◆八形山フリージア畑
羽田空港から飛行機で約1時間、伊豆諸島の最南端に位置する八丈島。亜熱帯の植物が茂り、南国の雰囲気あふれるこの島の、春の風物詩の一つがフリージア。 八丈島空港から徒歩約15分の場所にある「八形山フリージア畑」では、例年3月下旬ごろになると約35万株のフリージアが見ごろを迎え、八丈富士を背景に色とりどりの花が咲き誇る。 また、毎春開催される「フリージアまつり」では、フリージアの摘み取り体験や八丈太鼓の演奏鑑賞、八丈島伝統の絹織物「黄八丈」の着付け体験も満喫でき、春休みの楽しい思い出が作れそうだ。 見ごろの時期:3月下旬~4月上旬 八丈島フリージアまつり 開催期間:2024年3月23日(土)~4月7日(日) 八形山フリージア畑(はちかたやまフリージアばたけ) 所在地 東京都八丈島八丈町大賀郷4336
◆日比谷公園のネモフィラ
ビル街に広がる日比谷公園は、都会のオアシスとして親しまれる、都民にとっての憩いの場。自然豊富な園内では春には桜やつつじなどが楽しめるが、都内では数少ないネモフィラの名所でもある。 例年4月ごろになると、第二花壇の西側に可憐なネモフィラの花が咲き乱れ、淡いブルーのじゅうたんを敷き詰めたような光景に。ビル街を背景にした花畑の景色もここならではだ。 見ごろの時期:4月上旬~下旬 ※2024年は整備工事のため観賞できません 日比谷公園のネモフィラ(ひびやこうえんのネモフィラ) 所在地 東京都千代田区日比谷公園1-6
◆小石川後楽園の桜
小石川後楽園は江戸時代に作庭された回遊式庭園。日本と中国の景勝地を各所に再現した趣ある庭園で、春には桜の花で園内が彩られる。 庭園には7本のしだれ桜を含む約30本の桜があり、なかでも庭園入り口の正面に立つ「馬場桜」が見ごたえ抜群。また、池の畔に立つしだれ桜が池の水面に映し出される光景も美しい。 ゆっくりと園内を散策しながら、桜と庭園美を楽しんで。 見ごろの時期:3月中旬~4月上旬 小石川後楽園の桜(こいしかわこうらくえんのさくら) 所在地 東京都文京区後楽1-6-6