星稜フェスティバルで奥川&山瀬バッテリーが5年ぶりに復活も…小学生から滅多打ち?!!
ヤクルト・奥川恭伸投手、巨人・山瀬慎之助捕手が29日、母校・星稜高校で初めて行われた野球教室で5年ぶりのバッテリーを結成。小学生と夢の対決では14打数14安打と1死も取ることができない“事件”も起こり、楽しい時間に笑顔が咲いた。 【写真】小学生から滅多打ちされた奥川 ヒットを許しサイン色紙をプレゼント 19年夏の甲子園を沸かせた準優勝バッテリーが、5年ぶりに再結成した。奥川が投じる白球が、捕手・山瀬のミットに甲高い音を響かせて届く。この日の野球教室では能登半島地震・豪雨災害を受けた能登地区学童球児限定で85人の小学生が参加し、各チーム代表で1人ずつ夢の対決が行われた。 安打を放てば、奥川からサイン色紙がプレゼントされるとあって、子どもたちの瞳はキラキラ。すると、一塁への当たりに同じく参加していた北村拓が捕球の際に転倒。強襲ヒットの“寸劇”から対決が幕を開けると、次々子どもたちが快音を量産。打ち損じにはファウルの判定で打ち直し。二塁への打球にはヤクルト・内山壮がゆっくり飛び込むも、届かない。14打数14安打とめった打ちに、奥川も「いっぱい打たれました。すごかったです」と笑顔で振り返った。 同イベントは復興を願い、星稜高校野球部OB会主催で初めて催された夢時間となった。奥川も「まだまだしんどい、大変な思いをしてきた子たちだと思いますけど、諦めず、もっともっと上を目指して野球を頑張ってもらいたい」とエールを送った。