絶滅の恐れがあるニホンウナギを遠州灘の沖合に放流 浜名湖発親うなぎ放流連絡会 浜松市
絶滅の恐れがあるニホンウナギの資源を回復させようと、遠州灘の沖合に産卵前の天然ウナギが放流されました。 浜名湖周辺の漁業関係者などが作る団体は、絶滅の恐れがあるニホンウナギの資源量の回復を目指し、毎年秋から冬にかけて浜名湖でとれた産卵期前の親ウナギを海に放流しています。 2日午後、舞阪漁港を出航した親ウナギは3キロほどの沖合で次々に放流されました。 今回放流されたウナギは170キロほどで、誕生した稚魚は1年後に日本の沿岸に戻ってくるとみられています。 浜名湖発親うなぎ放流連絡会 加茂仙一郎会長: 「資源回復して、皆さんに提供できるようなウナギをたくさん作ってもらって、皆さんに味わってほしい」