【スコアアップのエッセンス】HC5以下の競技アマ100人にアンケート。一番タメになった練習法は?
「ゴルフが上手い人はどんな練習をして上達したのだろうか? 」。ということで、月刊ゴルフダイジェストの2024年5月号では、全国の競技アマ100人に一番上達した練習法を調査すると、共通点が見えてきた。そこで、「みんゴル」でも上位を占めた練習を紹介。スコアアップのヒントになること間違いなしですよ!
地味な練習こそもっとも上手くなる!
今回100人の競技アマに、「スコアアップにつながった練習」の聞き取り調査を実施。 すると、ドライバーなどのいわゆる“楽しい”練習ではなく、地道な練習が大多数を占めた。基本練習が多いかなと予想はしていたが、ここまで多くの上級者に言われると……耳が痛い。 なぜなら、爽快感や楽しさを求めて、我々はドライバーばかり打ってしまいがちだから。でも、楽しさを求めてしまうと、上達という意味では遠回りになってしまうということだ。とはいえ、わかっていても“地味練”をできないのもなんとなくわかる。そこで今回は、地味だけど続けられる“工夫”を競技アマがたくさん紹介してくれた。この結果を見ても、まだドライバーを練習し続けますか?
100人の競技アマに聞いた! 工夫が感じれる練習法5選!
【練習法1】 スウィングの基礎を作る “ビジネスゾーン”を磨く練習 (35人) 【練習法2】 スコアメイクのキモ! 100yd以内を徹底的に (22人) 【練習法3】 毎日できることをコツコツと。 素振り (18人) 【練習法4】 難しいからこそ上達する 長いクラブを練習 (8人) 【練習法5】 最後はやっぱりグリーン上! パター練習 (6人) という結果となった。今回の調査で一番多かったのは、“ビジネスゾーン”いわゆるスウィングの基礎を作る部分をたくさん練習したというもの。練習方法はさまざまだったが、「ここが決まればOK」という人がたくさんいた。では、早速、競技アマの個別練習法を教えてもらおう!
HC0の木下さんは“9番アイアン”しか持っていかない
全部の基本が1本に詰まっている 練習場で、たくさんのクラブを満遍なく打つのと、1本のクラブを集中して打つのとではどちらが早く上達するか。議論が分かれるところだが、木下輝洋さんは完全に後者。そもそも、練習場に9番アイアン1本だけしか持っていかない日もあるという徹底ぶりだ。