ホンダが作業用ROVコンセプトモデルとFCEV量産モデルを世界初公開! 『第21回 SMART ENERGY WEEK【春】』出展概要を発表!
Hondaは、2024年2月28日(水)から3月1日(金)まで東京ビッグサイトで開催される『第21回 SMART ENERGY WEEK【春】』(以下、SMART ENERGY WEEK)の各構成展に出展する。 Hondaは、カーボンニュートラルの実現に向けて電動モビリティとエネルギーサービスをつなぎ「自由な移動の提供」と「再生可能エネルギーの利用拡大」に貢献する『Honda eMaaS(イーマース)』コンセプトを掲げており、「モバイルパワーパックの活用拡大」「車載大容量バッテリーの活用」「FC(燃料電池)システムの応用と展開」という3つのテーマを軸に推進している。 今回の『SMART ENERGY WEEK』では、洋上風力発電メンテナンスを通じてクリーンエネルギー創出に貢献する作業用ROVの取り組みに加え、Honda eMaaSコンセプトの一環であるモバイルパワーパックとFCシステムに関連する取り組みが紹介される。
1. WIND EXPO:クリーンエネルギー拡大に向けたロボティクス技術の活用事例を紹介
2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、クリーンエネルギーの創出は重要であり、その中でも洋上風力発電の発電量が今後大きく伸びることが予測されている。Hondaは洋上風力発電施設の施工・メンテナンスに貢献することを目指して、ASIMOをはじめとするロボティクス研究で培った技術を活用した作業用ROVの研究開発を行なっている。今回のWIND EXPOでは、研究開発中の作業用ROVと、その活用事例を紹介する。 ■作業中の姿勢を自動でコントロールし、作業操作性を向上する作業用ROV 洋上風力発電のメンテナンスなど、水中作業を行なう遠隔操作型の無人潜水機。操縦者のマニピュレーター操作に合わせて、ROVが自動で移動・旋回するHonda独自の“マニピュレーター・ROV協調制御”や、浮心と重心のずれを自動で制御することでROV本体の姿勢を保つ“浮心・重心制御機構”、水流から受ける力を軽減する“流体抵抗低減ボディー形状”により、操縦者は水流などの外乱に影響を受けず、ROVを利用した高度な作業が可能。