五輪メダリストの石川佳純さんが卓球指導 塩尻市で子供たちに
卓球女子で五輪3大会連続のメダルを獲得した石川佳純さんが26日、長野県塩尻市木曽平沢の楢川屋内運動場で、小中学生、高校生への卓球指導を行った。卓球の魅力を伝える「47都道府県サンクスツアー」の一環で、約80人が参加した。 石川さんは実技指導で、実際にボールを打ちながら、フォア、バックの打ち方、フットワークなどのポイントを解説した。「膝でタイミングを取る」「強いボールを打つためには常に前傾姿勢で」などの言葉に参加者が聞き入った。冒頭のあいさつでは「中学生のころに合宿でこの体育館に来たことがある」と思い出を語った。 同市広陵中学校1年生は「石川さんは強い選手だったので、いろいろと教わって強くなりたい」と話していた。 イベントは、石川さんが、市内に事業所がある製造業・レゾナック(本社・東京都、旧昭和電工)のアドバイザリースタッフである縁で同社が主催した。
市民タイムス