ビギナーでも簡単に乗れる中国の電動一人乗り飛行カート、間もなく生産開始
【東方新報】中国初の完全電動式一人乗り飛行カート「AnTGOne」が間もなく生産開始される。科技日報(Science and Technology Daily)の6日のレポートによると、初心者でもわずか3分で飛行の楽しさを体験できるという。 同紙は「有人飛行機の一種である『AnTGOne』の機体は、航空用アルミニウムと炭素繊維素材で製造され、軽量で折りたたみも可能で、独自開発の飛行制御システムを搭載している。また最大積載重量が200キロを超え、市場の多様な需要に幅広く応えることができる。この飛行カートは、超低空飛行に重点を置き、爽快な飛行体験を提供するように設計され、体験モード、プレーヤーモード、自動モードの3つの飛行モードを自由に切り替えることができる」と解説する。 この乗り物の製造メーカー「深セン安特狗航天航空科技」の話では、体重75キロでの模擬有人飛行はすでに数百時間実施済みで、今後追加試験と最終調整を経て、2025年3月には正式に生産開始する予定だという。そして現在同社は約500件の注文を受け、最初の製品は輸出用だという。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。