「Jでは体験できない」スペイン代表ウィリアムス、トッテナム17歳に翻弄された毎熊晟矢が明かした心中「悔しい思いを…」【現地発】
「難しさを感じながらやってます」
毎熊晟矢が所属するAZは、開幕から4勝1分けとスタートに成功。とりわけ第4節のヘーレンフェーン戦では自慢の攻撃サッカーが炸裂し9-1の大勝を収めて、オランダでセンセーションを起こした。 【動画】トッテナムの17歳逸材にぶち抜かれる毎熊 しかし、9月29日のユトレヒト戦で今季初黒星を喫すると事態が一変。ようやく10月27日のゴアヘッド戦(2-2)で公式戦(オランダリーグ、ヨーロッパリーグ)の連敗を5でストップするも、最後の勝利から1か月以上見放されている。現在はオランダリーグで6位。4強の一角として、今が正念場だ。 今夏にセレッソ大阪からAZに移籍した毎熊はシーズン序盤、マン・オブ・ザ・マッチや週間ベストイレブンに選ばれるなど、菅原由勢(現サウサンプトン)の後釜として大活躍した。 しかし首位PSV、2位ユトレヒト、さらにELではアスレティック・ビルバオ、トッテナムといった強豪チームとの試合が続く中、チームのバイオリズム低下とともに本人も新たなフェーズを迎えている。 「プレシーズンから長くプレーしていた選手が怪我をしたり、最初とは違った難しさを感じてます。変わった選手の特徴を活かそう、と思いながらプレーしていますが、そこら辺の難しさを感じながらやってます」 10月のELは毎熊にとって生涯忘れられないものになるだろう。3日のビルバオ戦はスペイン代表FWニコ・ウイリアムスに翻弄された。24日のトッテナムとの対戦ではドイツ代表のティモ・ヴェルナーを前半でベンチに追いやる守備を見せたが、17歳の新鋭マイキー・ムーアが後半から左サイドに移ってくると、AZの右サイドは蹂躙された。 「『ああいった選手を抑えられる選手になりたい』と思って海外に来ました。現時点では少し悔しい思いをさせられましたが、あそこを基準にやっていかないといけないと思います」 Jリーグでは決して対戦できない旬のサイドアタッカー。アジア・チャンピオンズリーグでも滅多に経験することのできないレベルのウインガーたちだった。 「言われた通りJでは体験できない。相手もそうだし、会場の雰囲気もそうですし。これをいい経験で終わらせたくはないです。日本から来たばかりですが、自分のなかでそれは言い訳にできない。チームのチカラになれるように頑張らないといけない」
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