坂井隆一郎が10秒11で全体トップ 小池祐貴は準決勝敗退、東京五輪代表が姿消す 日本選手権男子100m/陸上
陸上・日本選手権第3日(29日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)男子100メートル準決勝が行われ、1組は向かい風0・2メートルの中、東田旺洋(関彰商事)が10秒16をマークしてトップ。昨夏の世界選手権(ブダペスト)代表の柳田大輝(東洋大)は10秒20の2着で決勝に進んだ。 【写真】昨夏の世界選手権代表の柳田大輝 2組は前回大会覇者で世界選手権2大会連続代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が向かい風0・1メートルの下、全体トップとなる10秒11を出して準決勝を突破した。 3組はデーデー・ブルーノ(セイコー)が追い風0・1メートルで10秒18を出して1着。元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)は10秒20で走り、組2着で決勝進出を決めた。 2021年東京五輪代表の小池祐貴(住友電工)は10秒34で1組5着に終わり、準決勝敗退となった。多田修平(住友電工)と山縣亮太(セイコー)は故障が原因でパリ五輪を断念し、今大会を欠場。東京五輪男子100メートル代表の3選手がパリ代表を逃すことになった。