「ひじき」がザルの目に詰まってイライラ「誰かこれのライフハックを」 回答が続々「コレならひっかからず、お金もかからない」…実際に検証
【検証】「水で戻したひじきをつまんでザルに移す」はどうなのか
ひじきを扱う企業からなる「日本ひじき評議会」は「ひじきの戻し方」も、水に30分間浸し、上の方からつまみ上げてザルに移し、ザルのまま2~3回洗い流ししてから、よく水気を切る、という方法を紹介。R MAMAさんがやってみた方法とほぼ同じだと言えます。 実際に筆者自身も「水で戻したひじきをつまんでザルに移す」という方法でひじきがつまらないのか試してみました。 まず、ひじきをボウルに入れ、水に浸します。これまでザルに入れてから水に浸していたので、謎の背徳感と「これで本当にうまくいくのか」という不安感をよそに、ボウルの中でひじきは水を吸収し大きくふくらんでいきました。30分ほど待ち、浮かんでいるものからザルに移動させます。若干面倒で「最初からザルに入れてたらボウルから引き上げるだけで一瞬だったのにな」という思いをねじ伏せながら続けます。 下に溜まっているひじきがもったいなかったのでザルにあけ、「戻った状態のひじきをザルに入れたまま再度水をはったボウルに入れ、かき回してから水を捨てる」という動作を2回繰り返して洗いました。「そんなことをしたら今までと同じようにザルの目に詰まるのでは?」と思いきや、ひじきの水を切っても、ザルにはほとんど引っかかっていませんでした。 網目に詰まるひじきが全くなかったとは言えませんが、ちがいは歴然。やはり、ひじきは「水に戻してからザルに移す」のが、ザルの目に詰まるのを効果的に防げるシンプルな方法だと言えるでしょう。 ちなみに、ザルの中で戻したひじきを、一気にボウルにあける場合でも、ある程度の水を吸収し大きくなっていたためか、あまり詰まりませんでした。ただ、ボウルの水を注ぐとき勢いがついてしまい、ふくらみきらなかったひじきが目からたくさんすり抜けるという事態に。ひじきを無駄にしたくない人は、時間をかけてゆっくり水を注ぐか、ひじきを受けるザルの下にボウルを置いて受けとめる必要があります。 どちらにせよ、充分水を吸収しふくらんでからザルにあければ、ザルの目にひじきが詰まるのを防げて、後片付けが大分楽になります。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・谷町 邦子)
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