【陸上】前田和摩が3000m7分57秒25 U20日本歴代4位で同い年のライバル抑え復調アピール
3月22日に行われた2023年度第9回順大競技会(千葉・順大さくらキャンパス)男子3000mで、前田和摩(東農大)がU20日本歴代4位の7分57秒25をマークした。 3000mのU20日本歴代10傑をチェック! 2005年1月生まれの前田。これまでの3000mの自己ベストは兵庫・報徳学園高3年時の22年7月にマークした8分09秒08だった。 5000mの高校記録(13分22秒99)保持者・吉岡大翔(順大)や、22年インターハイ800m、1500m2冠の大野聖登(同)といった同い年のライバルと一緒に出走。前田が吉岡を抑えて1着フィニッシュした。 前田は昨年6月の全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会10000mでは28分03秒51(U20日本歴代3位)をマーク。10月の箱根駅伝予選会(ハーフマラソン)では1時間1分42秒で日本人トップの個人9位に入り、三浦龍司(順大)が20年に出したU20日本最高記録(1時間1分41秒)にあと1秒と迫った。 今年の箱根駅伝は、11月下旬に故障した影響で7区区間13位に終わった前田。その箱根以来となるレースで復調をアピールした。
月陸編集部