産学連携で食べて元気に 大阪のホテルが学生考案メニュー提供
武庫女の学生と阪急阪神ホテルズがコラボ
産学連携で食べて元気に 大阪のホテルが学生考案メニュー提供 撮影・編集:柳曽文隆 THEPAGE大阪
阪急阪神ホテルズは13日、武庫川女子大学(兵庫県西宮市)の学生が考案したメニューを、15日から系列の3ホテルにあるビュッフェレストランで提供すると発表した。 【拡大写真付き】大阪の酉年は何があった? 堺筋・阪急乗り入れ、駅前第4ビル完成など
料理長らが101種類レシピの中から選んだメニュー
同社によると、ホテルのビュッフェレストランを利用する年齢層は40~50代の人が多く「若い人にもホテルビュッフェを利用してほしい」という思いから、国内でも有数の管理栄養士を輩出している同大学の生活環境学部・食物栄養学科の学生55人にレシピ考案を依頼した。 また、大学側にとっても、商品開発の道を選ぶ人も多いことから将来に向けた実践教育の場になり、こうした思惑の一致から今回の企画実施に至ったという。 最終的に101種類にものぼったレシピを、同社のホテル料理長やシェフが一つひとつみて、今回メニューを出す「ホテル阪急インターナショナル」「大阪新阪急ホテル」「ホテル阪神」3ホテルそれぞれのコンセプトにも合ったものを選び、試作を重ねるなど8か月を要し、ようやく提供の運びとなった。今回選ばれなかったものも、今後の参考にするという。
今回、レシピを考案した学生の1人は「なればいいなぁと考えて作りましたけど、まさか選ばれるとは思わなくて、いまここに来てそれを実感しています」などと笑顔で話していた。 同社によると、これらのメニュー15日から4月16日まで提供するという。