7月1日開幕のウィンブルドン、賞金総額が過去最高の100億円。10年前から倍増【テニス】
ウィンブルドンの賞金総額は100億円
7月1日に開幕する「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)は6月13日、今年の賞金額を発表。過去最高額となる5000万ポンド(100億円)となり、男女シングルス優勝者には270万ポンド(5億4000万円)が贈られる。 【動画】男子はアルカラス、女子はボンドロウソバが制した2023年大会でのベストショット集 クレーコート・シーズンの集大成となった「全仏オープン」を終えて、わずか1ヵ月も経たずにグラスコートで「ウィンブルドン」が開催。1877年に始まり、グランドスラムの中で最も歴史のある大会を主催するAELTC(オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ)は、今年の賞金総額を発表した。 賞金総額は、昨年から530万ポンド増えて過去最高の5000万ポンド(100億円)を記録。男女シングルスの優勝者には270万ポンド(5億4000万円)、準優勝者には140万ポンド(2億8000万円)が贈られ、1回戦敗退でも1200万円の賞金を手にできる。 この数年、新型コロナウイルスの影響もあり、大会の収益にも大きな打撃を与えていたが、今年はついに賞金総額100億円を突破。コロナ禍前の2019年大会からは30%以上の上昇で、10年前の2500万ポンドから倍増している。 昨年大会では、男子はカルロス・アルカラス(スペイン)、女子はマルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)が優勝した。 <2024年ウィンブルドン男女シングルス賞金額> 優勝:270万ポンド(5億4000万円/前年比14.9%増) 準優勝:140万ポンド(2億8000万円/19.1%増) ベスト4:71万5000ポンド(1億4300万円/19.2%増) ベスト8:37万5000ポンド(7500万円/10.3%増) 4回戦:22万6000ポンド(4520万円/9.2%増) 3回戦:14万3000ポンド(2860万円/9.2%増) 2回戦:9万3000ポンド(1860万円/9.4%増) 1回戦:6万ポンド(1200万円/9.1%増) 予選決勝:4万ポンド(800万円/11.1%増) 予選2回戦:2万5000ポンド(500万円/14.9%増) 予選1回戦:1万5000ポンド(300万円/17.6%増) ※1ポンド=200円で換算
Tennis Classic 編集部