【MLB】レッドソックスが9盗塁でヤンキースを翻弄 吉田正尚は死球を受けて交代 ジャッジは26号ソロ放つ
【ヤンキース3-9レッドソックス】@フェンウェイ・パーク
日本時間6月17日、全米中継の「サンデーナイト・ベースボール」として行われたヤンキース対レッドソックスの一戦は、レッドソックスが球団新記録の1試合9盗塁でヤンキースを翻弄。9対3で勝利を収め、本拠地フェンウェイ・パークで行われた3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。レッドソックス先発のカッター・クロフォードは2本のアーチを浴びたが、6回3安打3失点で3勝目(6敗)をマーク。ヤンキース先発のマーカス・ストローマンは5回7安打4失点で3敗目(6勝)を喫した。 【動画】ヤンキースのアーロン・ジャッジが26号先制ソロを放つ(MLB.comより) 初回にアーロン・ジャッジの26号ソロで先制されたレッドソックスだったが、ポップタイムが遅いヤンキースの正捕手ホセ・トレビーノに狙いを定め、機動力で相手バッテリーを翻弄した。2回裏に盗塁を絡めて二死2・3塁とし、セダン・ラファエラの2点タイムリーで逆転に成功。3回裏に1点を追加すると、5回裏は先頭のデービッド・ハミルトンが四球で出塁して二盗、三盗でチャンスを作り、ラファエル・デバースの犠飛で4対1とリードを広げた。6回表にトレビーノの8号ソロなどで1点差に詰め寄られたが、7回表無死満塁の大ピンチを3番手のザック・ケリーが無失点で切り抜ける好リリーフ。7回裏に3点、8回裏にも2点を追加して試合を決め、1試合9盗塁は球団新記録となった。 レッドソックスの吉田正尚は「6番・DH」でスタメン出場し、最初の3打席は見逃し三振、サードフライ、セカンドゴロで凡退。7回裏の第4打席で右手に死球を受け、代走ボビー・ダルベックを送られて交代した。3打数0安打1死球で2試合ぶりのノーヒットに終わり、今季の打撃成績は打率.247、出塁率.330、OPS.681となっている。