神奈川県議が代表の4政治団体 陣中見舞い金、政治資金収支報告書に計50万円不記載
県議が代表を務める政治団体4団体が2023年分の政治資金収支報告書に、陣中見舞金として受け取った計50万円を記載していなかったことが12日、神奈川新聞社の取材で分かった。4団体の担当者らは同日までに県選挙管理委員会に訂正を申し出る意向を示している。 県選管が公表した同報告書によると、政治団体「県歯科医師連盟」は統一地方選直前の同年3月に陣中見舞金として、自民党川崎市多摩区第1支部(代表・土井隆典県議)に10万円、同横浜市港北区第5支部(代表・嶋村公県議)、4月に同横浜市西区第3支部(代表・加藤元弥県議)に各5万円を支出。 政治団体「県医師連盟」は同年4月に陣中見舞金として、同横浜市港北区第5支部に20万円、立憲民主党の市川智志県議が代表を務める資金管理団体「市川さとし後援会」に10万円を支出していたが、いずれの支部・団体も政治資金収支報告書にこれらの収入を記載していなかった。
神奈川新聞社