合わせてW杯4回、CLを22回制覇! 2024年にユニホームを脱いだ“偉大なイレブン”をブラジルメディアが選定! FIFAは歴代世界王者たちに賛辞
2024年も多くの新星がサッカー界に現われて新たな希望を世界中のファンに見出させたが、一方でこれまで多くの伝説を創成した偉大な選手たちが、そのキャリアに幕を下ろした。 【画像】ファン必見!世界で躍動する“イケメン&マッチョ”アスリートたちを完全網羅! サッカーの一般的なシーズン制度により、これらの選手の多くは昨季終了時にユニホームを脱いでいるが、年の終わりが近づく今、各国メディアが改めて彼らにスポットライトを当て、その偉業とサッカー界への貢献ぶりを振り返っている。 ブラジルの総合サイト『Globo』は、「2024年は多くの21世紀の偉大な選手がピッチに別れを告げた。彼らによって、GKからFWまで“肩書だらけの履歴書を持った”選手による立派なチームを形成できる」として、主だった引退選手を「ベストイレブン」形式で取り上げた。 選定された顔ぶれは、以下の通りである。 GK:クラウディオ・ブラーボ(代表歴チリ/引退時41歳) DF:ペペ(ポルトガル/41歳) DF:レオナルド・ボヌッチ(イタリア/37歳) DF:ラファエル・ヴァラン(フランス/31歳) DF:ジョエル・マティプ(カメルーン/33歳) MF:チアゴ・アルカンタラ(スペイン/33歳) MF:トニ・クロース(ドイツ/34歳) MF:アンドレス・イニエスタ(スペイン/40歳) MF:マルアン・フェライニ(ベルギー/37歳) FW:ヘスス・ナバス(スペイン/39歳) FW:ナニ(ポルトガル/38歳) 同メディアが注目したのは、この11人が合計でワールドカップ4回、EURO7回、コパ・アメリカ2回、そしてチャンピオンズリーグ(CL)22回に優勝しているということだが、その細かい内訳は以下のようになる。 W杯:イニエスタ(2010年)、J・ナバス(2010年)、クロース(2014年)、ヴァラン(2018年) EURO:イニエスタ(2008年・2012年)、J・ナバス(2012年・2024年)、ペペ(2016年)、ナニ(2016年)、ボヌッチ(2020年) コパ・アメリカ:ブラーボ(2015年・2016年) CL:イニエスタ(2006年・2009年・2011年・2015年バルセロナ在籍時)、ナニ(2008年マンチェスター・ユナイテッド)、チアゴ(2009年バルセロナ、2011年・2020年バイエルン)、クロース(2013年バイエルン、2016年・2017年・2018年・2022年・2024年レアル・マドリー)、ヴァラン(2014年・2016年・2017年・2018年マドリー)、ペペ(2014年・2016年・2017年マドリー)、ブラーボ(2015年バルサ)、マティプ(2019年リバプール) もちろん、他にもそれぞれが所属した欧州強豪リーグでの優勝回数(5大リーグに限定すればチアゴが計11回で最多、これにイニエスタとボヌッチの9回、クロースの7回、ブラーボとナニの4回、ペペとヴァランの3回、マティプとJ・ナバスの1回と続く)も加わると、さらにそのタイトル歴は輝かしいものとなるが、個人タイトルの最高峰であるバロンドールには誰も手が届かず、イニエスタの2位(2010年)、3位(2012年)が最高だった。 なお、FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトは、W杯を制した選手の引退に限定して言及し、イニエスタには「宇宙規模のスター選手」、J・ナバスには「不動の実力を誇った」、クロースには「ミッドフィールドの象徴」と賛辞を贈っている。ここでは他にヴァラン、そして今年引退したドイツのエリック・ドゥルム、シュコドラン・ムスタフィも取り上げられた。 構成●THE DIGEST編集部
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