ホンダN-BOXとは? 特徴・性能、新型での変化などを徹底解説!
ホンダN-BOXの特徴
フロントマスクを一新! “らしさ”を追求したエクステリア。 というものの、ぱっと見、「どこが変わったのか……」と先代モデルとの差がないように見えることで話題の現行N-BOX。その理由はグラスエリアとボディの比率を大人気モデルとなった初代、2代目と同様にしたことが大きな理由といえるでしょう。 【画像】ホンダN-BOXのインテリアなどそのほかの画像を見る(13枚) いわば現行型は、「ひと目見てN-BOXだ」とわかるフォルムを継承することにこだわったのです。 とはいえボディサイドを貫くキャラクターラインの形状を変更。ステップワゴン同様、シンプルなフォルムながら面の張りを出したことなどで、ボディ全体の塊感を強調したことなどブラッシュアップされています。 もっと細かい箇所を見ていくと、標準仕様やカスタムで先代ともっとも異なるのがフロントマスク。 標準仕様はドットグリルを採用。カスタムはクロームを多用するのではなく立体的なデザインを採用し、力強さとともに上質さを備えました。
メーターパネルがフル液晶化したインテリアのテーマは囲炉裏
エクステリアデザインとは異なり、デザインが大きく変化したインテリア。囲炉裏(がもつ囲まれ感)をイメージしたというインパネまわりは、先代と比べて水平基調を強調し、スッキリとした造形に仕立てられました。 運転席に座ってまず目を引くのは、全面液晶化されたメーターパネルでしょう。 エンジンを始動すると国内の名所画像が表示。走行中にはナビと連動してルートを示す矢印表示なども映し出されます。 また、2本スポークとなったステアリングも先代とは異なるポイント。インパネの助手席側上部にはスマホなどを置くことに便利な大型トレーも用意しました。 室内空間は相変わらず広大。前後席間距離は先代と比較し、さらに10mm拡大しています。ただし、先代に用意されていた助手席スーパースライドシートは廃止されています。
キャリーオーバーながら改良されたエンジン&シャシー
新型のプラットフォームは先代からのキャリーオーバー。というよりも、パッケージング自体が先代そのものとなるため、着座位置などに変更はありません。 ただし、衝突安全基準の変更に対応するためボディを強化。静粛性の向上を図るためフロアカーペットやルーフライニングが変更されました。 また、パワーユニットも先代同様、S07B型660cc直3エンジンのNAとターボを用意。ターボの過給圧を制御するウェイストゲートバルブに電子制御式を装備したところも変わりません。 エンジン自体に変更を施された箇所は見受けられませんが、アクセル操作やシフト操作時のスムースな動きを図るべく、制御系統が変更されたのが現行型の特徴です。