「その家事ストレスは“思い込み”のせい」プロが本当にやってよかった、“家事動線”見直しのコツとは
大切なのは、生活環境に合わせて都度見直すこと
ここまで読んで、家事動線と主婦業の負担は密接だと気付いていただけたと思います。 私自身は結婚してから5軒目の家に今住んでいるのですが、そのたびに家事動線が変わることによって、主婦業の負担が大きく違ってくることを体感してきました。だから、これから家を選ぶ機会があるという方は、しっかり家事動線のことまで考えて家選びをすることをオススメします。 もちろん、家を建てたり、引っ越しの予定がなくても、あまりお金もかからず、思い立ったらすぐに取りかかれるのが家事動線の見直しですから、今後も柔軟に変更することを心がけてみてはいかがでしょうか。 「ここは○○を片付ける場所」という思い込みから一度離れてみて動線を見直したように、子どもたちの成長やライフスタイルが変化するたびに、その都度思い込みを手放してみてくださいね。
【Profile】唐仁原けいこ
3人子育て中で在宅フリーランスとして働く。 執筆、講演、セミナー企画、代理店など活動は多岐に渡る。 2020年6月に「主婦業9割削減を目指す」と宣言して書きはじめたブログが話題になり書籍化。各種メディアから取材を受ける。 「こうあるべき」から解放されると評判の主婦業9割削減エッセンスを伝授した人は述べ1万人以上。 ジェンダーの平等、女性活躍推進、少子化 今の日本が抱える課題に一石を投じる発信だという声をいただく。