【通なオトナの愛用時計】祖父譲りのセイコーと自身の足跡を示すロレックス
お洒落な男性なら誰もがステキな時計を持っているものです。そこでこだわり男子に、こっそり愛用時計にまつわるエピソードをインタビュー。実に興味深いお話がアレコレと飛び出します。 通なオトナの愛用時計
7人制ラグビーの面白さをもっと広めていきたい
7人制のラグビー競技における日本代表選手である津岡翔太郎さん。来る2024年7月に始まるパリ・オリンピックへの出場が期待されている注目のラガーマンです。俊敏な機動力を生かした頭脳的かつアクティブなプレースタイルは世界からも注目を浴びるもの。現在、夢の舞台へ向けトレーニングを重ねていますが、実は津岡選手、大の時計ファンでもあるとのこと。そこで改めて7人制ラグビーならではの魅力をレクチャーいただきつつ、次世代オリンピアンが愛用する特別な時計についての思いをうかがってみました。
日本においてラグビーといえば、15人制が良く知られています。津岡さんがプレーする7人制ラグビーとは、一体どんな特徴を持つ競技なのでしょうか?
「一番大きなポイントとなるのが、7人というプレー人数と短い競技時間ですね。15人制が40分ハーフであるのに対し、7人制は7分ハーフ。競技コートは両者同じ広さなので、とにかく7人制は走りまくります。選手の役割も15人制の場合は、ほぼ固定であるのに対し、7人制は流動的。僕のように攻撃的なウイングを軸としたポジションでも、局面によってはディフェンスも行わなければなりません。そういった意味でプレーが目まぐるしく変化しますし、同時にビッグプレーが頻発します。いわゆるラックやモールといった密集プレーも少なく、見ている人にとって分かりやすいところが、7人制ラグビーの大きな魅力と思います」
お決まりの戦術や小刻みなセットプレーにて進行するだけでなく、ちょっとした切っ掛けから見ごたえある個人プレーが次々飛び出してくるということですね。 「そうです。それゆえ世界的なラグビー大会では、7人制競技を“お祭り”と評す人も多いですね。先日香港で行われた大会でも、7人制の試合では多くの飲食屋台が出店し、観客も仮装して楽しんだり、女性サポーターの大胆な薄着応援スタイルが見られたりしました(笑)。香港大会では、ビールの消費量が世界一とのニュースも出るほど盛り上がっているのです」