コストコ会員の友人が「2人までなら一緒に入れる」と買い物に誘ってくれました。家族でなくても大丈夫なんですか? 別々で「会計」できるのでしょうか?
大量の品物がお得に手に入るとテレビや雑誌でたびたび話題に上がるコストコ。興味があり行ってみたいけれど、「会員制」であることがネックで、ハードルが高いと感じている人もいるのではないでしょうか。 そんな中、コストコ会員の友人が「同伴者2人まで一緒に入れるから行こう」と誘ってくれた場合、家族でもないのに一緒に入って大丈夫なのかと不安になることもあるかもしれません。また、もし非会員でも入店できるのなら、複数人で会員権をシェアできてお得なのではと考える人もいるでしょう。 今回はコストコに関する基本的なルール、非会員が会員と一緒に入店するときのポイントを解説します。 ▼4人家族で食費「月8万円」は高い? 1人当たりの“平均”もあわせて解説
コストコってどんな場所? 会員になるにはいくらかかる?
コストコはアメリカ発の大型会員制倉庫型スーパーで、食品から日用品、家電など幅広い商品が取りそろえられています。最大の特徴は「大容量」と「お得感」です。 コストコには30ロール入りのトイレットペーパー、直径約40センチメートルの大型ピザ、1パック2キログラムを超えるお肉、通常の約8倍サイズのポテトチップスなど、大容量サイズの商品がところせましと並びます。そんな店内を、大型カートを押しながら楽しく買い物するのが醍醐味(だいごみ)です。 会費は、個人会員のゴールドスターは年間4840円で、1人まで無料で家族会員になれるため、筆者の場合は妻が本会員、筆者が家族会員となり日常的にコストコに通っています。 なお、有効期限内に解約すれば年会費全額が返金されますが、解約から12ヶ月は新たに会員になれません。理論的には1年おきに会員と非会員を繰り返せば、年会費はかからないわけです。
会員の友人と一緒なら2人まで入場可能だが非会員は買い物できない
コストコには「会員1人につき、2人まで同伴者を連れて入店できる」というルールがあります(18歳未満の子どもは何名でも同伴可能)。家族でなくても、会員である友人と一緒なら入店可能です。 ただし、非会員だけでは入店できませんし、会員と一緒に入店しても非会員は買い物できません。買い物をする際は必ず会員本人にお願いする形となります。いったん会員が全額支払った上で、買い物が終わった後に非会員の買い物金額をレシートで計算し、直接金銭のやり取りをすると良いでしょう。 なお、筆者が実際に友人と買い物をしたときは、レジ担当の店員さんに「ここで分けてください」と申し出ると、そこまでの合計金額をレシートに記入してくれて、金銭のやり取りがしやすかったのを覚えています。ただし、これはコストコ全店で行われているサービスではないかもしれません。