戸越銀座にイタリアン「ベッキアフレッチャ」 名物のラビオリは店で手打ち
イタリアン「Osteria Vecchia Freccia(オステリア ベッキア フレッチャ)」(品川区平塚2、TEL03-6451-3623)が戸越銀座商店街にオープンして1カ月がたった。運営はルティマカザ(西五反田4)。(品川経済新聞) 【写真】「Osteria Vecchia Freccia」テーブル席 住居跡を改装した同店。店舗面積は10坪。席数は、テーブル=8席、カウンター=9席。 店主の古屋匡彦さんは20代前半にドイツへ渡り、和食の鉄板焼き店で修業。その後帰国し、イタリア料理店で経験を重ねたという。 出店の経緯について、古屋さんは「子育てをしながら自宅近くでの独立を考え、約2年前から物件を探していた。欧州では、どの家庭も家族で食卓を囲むことを大切にしている。店舗の運営だけでなく家族との時間も大切にでき、立地や広さの条件が合う物件に巡り合えたため、この場所で出店を決めた」と話す。 フードメニューのパスタは手打ちした生地をパスタマシンで仕上げる。店のスペシャリテだという「4種のチーズのラビオリ」ほか、「カーチェエペペ」(以上1,650円)、「ポモドーロ」(1,430円)、「たこのラグーソース」(1,870円)など。 メイン料理は「アグー豚のロースト」(3,300円)や「短角牛(たんかくぎゅう)のロースト」(4,400円)を用意する。 前菜は、ピクルス、パルミジャーノ(以上550円)、「ラロッカグリーンオリーブ」「モルタデッラ(ボローニャソーセージ)」(以上660円)、「白レバーペースト」(990円)、「ルッコラと生ハムのサラダ」(1,320円)、「本日の鮮魚のカルパッチョ」(1,750円)などを提供する。 ランチメニューは、野菜の前菜2種が付く「生ハムとモルタデッラのサラダプレート」(1,430円)や、メイン料理が日替わりの「本日のメインランチ」(1,980円)ほか、「アラビアータ」(1,540円)や「ポッタルガペペロンチーノ」「ブロッコリーとサルシッチャ」(以上1,760円)、「和牛のボロネーゼ」(1,980円)などのパスタを用意。全てのランチメニューにサラダと自家製天然酵母のフォカッチャが付く。 ドリンクメニューは、イタリアの天然水「サンベネデット」(730円)や、カフェラテ、カプチーノ(以上550円)、エスプレッソマシンで抽出するエスプレッソ(400円)など。このほか、「ハートランド」(730円)、「知多ハイボール」(1,170円)、イタリア産のリキュール「カンパリ」や「アペロール」(以上720円)などをそろえる。ボトルワインはイタリア銘柄を中心に、カーブドッチワイナリー(新潟県)の「カーブドッチ ツヴァイゲルト」(7,040円)と「カーブドッチ ピノノワール」(1万780円)も用意する。 今後について、古屋さんは「日替わりやお薦めで手打ちのパスタや旬の食材を使った前菜メニューを充実させていきたい。ランチで提供するフォカッチャはお代わり自由なので、気軽に来店してほしい」と話す。 営業時間は、11時30分~14時、17時~21時30分。月曜定休。
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