根強い人気の「必殺シリーズ」、近年関連商品が続々発売され絶好調…「仕掛人」たちに聞いた
キャストに注目した新刊も
新刊の『必殺シリーズ談義 仕掛けて仕損じなし』は、スタッフからキャストへと方向転換。林与一、石坂浩二、大出俊、ジュディ・オング、河原崎建三、近藤正臣、伊吹吾郎、三田村邦彦、西崎緑、ひかる一平、京本政樹、村上弘明、柴俊夫、梅沢富美男、かとうかず子と歴代シリーズのレギュラー総勢15名が登場している。立東舎の山口氏に狙いをうかがった。 「著者の高鳥さんとしては『俳優のインタビューは過去に行われているから』とスタッフにこだわっていました。しかし、いつまで経っても他社から俳優陣にフォーカスした必殺本が出る動きがなく、弊社でやることに決めたんです。 今回は俳優さん中心ということで、スチール写真も多めに使用し、これまで以上に目で見ても楽しめる内容になったと自負しています。もちろんお話のおもしろさは、俳優陣もスタッフに負けていません。現場のこと、役柄のこと、そして雄琴温泉や日本共産党といった意外な話題に京都映画と東映京都の比較など、あらゆるトピックで新しい発見があるはずです」 フィギュア、Tシャツ、書籍以外にも、さまざまなコラボが続く必殺シリーズ。11月5日には、京楽産業から『新必殺仕置人』のスマートパチスロが導入されるという。番組としての新作は昨年末に放送された『必殺仕事人』が最後となっているが、ふたたび時代劇が脚光を浴びるなか「次」を求める声も多い。 果たして「仕掛けて仕損じなし」となるかどうか、今後の展開に注目していこう。
マネー現代編集部
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