【オーロC】15番人気ゴールデンシロップが大接戦を制し初オープン勝ち
11月10日の東京11Rで行われたオーロカップ(3歳以上オープン、リステッド、芝1400メートル、ハンデ、18頭立て)は、原優介騎手のゴールデンシロップ(牡6歳、美浦・鈴木慎太郎厩舎)が道中は後方で脚をためて大外に持ち出すと、しぶとく伸びてVゴール。15番人気の低評価を覆す走りで大接戦を制し、初オープン勝ちを果たした。タイムは1分20秒7(良)。 好位から早めに抜け出してゴール寸前まで粘ったシュトラウス(5番人気)がアタマ差2着、さらにクビ差の3着には中団から馬群を縫って追い上げたマルディランダ(4番人気)が入り、3連単192万超の波乱決着となった。 ゴールデンシロップは、父Havana Gold、母Muscovado、母の父Mr. Greeleyという血統のアイルランド産馬。通算成績は17戦5勝。 ◆原優介騎手(1着 ゴールデンシロップ)「状態の良さからいつもよりテンションが高くなったことでスタートが遅れました。コーナーを上がっていく感じは追い切りどおりで、それが結果につながってくれました。状態が良かったのと、少し雨が降ったこともプラスでした」 ◆鈴木慎太郎調教師(同)「前回の敗因がわからなくて半信半疑だったけど、調教の動きは良かった。出遅れたときは『終わった…』と思ったけど、コーナーで上がっていく感じががすごくいい上がり方でした。転厩してきたときからオープンでもやれると思っていたし、なかなか成績につながらなかったけど、きょうはいい結果になってよかったです」