英国&インドルーツのカップルがそれぞれの文化を尊重して挙げた2つの美しい結婚式
アヴィクと私は中学校で出会いました。最初は友達グループが違ったのであまり関わりはありませんでしたが、お互いのことは知っていました。でも、たった一度きちんと話しただけですべてが変わり、後はご存知のとおり。私たちは17歳の時からずっと一緒にいます。
私たちは2020年のクリスマスの日に婚約しました。アヴィクが朝日を見に朝の散歩に行こう、と私を説き伏せたのです。後から考えれば、それがサインでした。彼は早起きでもないし、朝の散歩をする人でもないんです。ハンプトン・コートの脇の川に沿って歩いていて、アヴィクの方を向くと、彼が片膝をついて、婚約指輪を持っていました。ひねったプラチナのアームにラウンドカット・ダイヤモンドがついたものです。彼が数週間前に家族と選びました。今でも、このサプライズに感動しています。 プロポーズの後は私の家族全員とお祝いをする計画でしたが、当時の首相であるボリス・ジョンソンが、クリスマス直前にクリスマスを「キャンセル」すると発表したので、私たちふたりと、一緒に興奮していた私の父だけになりました。
結婚式の計画については、常にお互いの文化を尊重したいと思ってきました。インドのアヴィクの家族は大家族で、年長者の多くは海外に旅行することができないので、イギリスで7月に正式な結婚式を挙げてから、その年のうちにインドで2回目のお祝いをすることにしました。結婚することが決まって、2回できるのならやらない手はない、というわけです。誰もが結婚式の日はあっという間に終わると言うので、お祝いを引き伸ばすチャンスを得られました。
イギリスでの結婚式はとても伝統的なものでした。私ときょうだいが皆洗礼を受けた教会で1時に礼拝があり、その後はすぐそばのハンプトン・コート・ハウスで披露宴。私のウエディング・ドレスは、レースの身頃と大きく空いた背中に半袖という、シンプルなデザインで、アヴィクはモーニングスーツです。今のところ、人生で最良の日のひとつになりました!