女性から「かわいい」「きれい!」と話題に、人気のお弁当屋さんが2号店をオープン…なぜこんなカラフルに?
大阪狭山で人気の弁当店「2階のべんとう屋さん」の2号店が、2024年9月に大阪・上町にオープン。驚くようなカラフルさと写真映えするきれいなお弁当で女性に注目を集めている。 【写真】いろんな種類のカラフルな弁当が…店内を見る 南海電鉄高野線・金剛駅前にある本店「2階のべんとう屋さん」は2020年のオープン時から、女性客を意識した弁当を展開し、瞬く間に人気に、「彩りがきれいだと食欲がそそられる」「見て美味しい、食べて美味しい」「可愛くておしゃれ」とSNSで話題のお弁当は、野菜が多く、揚げ物は控えめに、「女性はいろいろなものを少しずつ食べたい方も多いと思い、その点も重視しました」と担当者が語る通り、ひと口サイズのおかずがぎっしりと詰め込まれている。 弁当のカラフルな色合いは野菜やくだもの、食用花、また組み合わせにも趣向を凝らす。たとえば、上町店限定の「2階のゆかいな仲間達」(1620円)には、ビーツと、じゃがいもをつぶして合わせている真っ赤な「ビーツのコロッケ」。「チキン南蛮」のタルタルソースにもビーツの粉を混ぜて、鮮やかな色合いに。上に飾ってあるのはブルーベリーと、何とも斬新だ。 弁当は、ひとつひとつ手間をかけて手作りし、店頭には常時7種類ほどの弁当が並ぶ。食材は、旬なものや変わった野菜や果物を、大阪木津卸売市場や道の駅などで仕入れ、時期や仕入れによって少しずつ変わるため、四季の変化も味わえる。 筆者は「2階のゆかいな仲間達」をいただいたが、ローストビーフやちくわの磯辺揚げなど、卵焼きには店のロゴである、おにぎりが2階に上がっていく焼き印も可愛らしい。ご飯の上に約20種ものおかずが少しずつ味わえるワクワク感とボリューム感に大満足だった。 女性用で量が控えめと思われるかもしれないが、ガッツリ派には「チキン南ばんとだし巻き カリカリ梅ひじきごはん」(1125円)や「わんぱくのり弁」(1170円)などは、ボリューム感があり、女性なら2人で分けても十分では?と思うほど。 本店に比べると、今はまだ知名度は低いものの土日は昼頃には売り切れてしまうことが多く、売り切れ次第終了のため、いろいろ選びたい場合は、平日の午前中が狙い目。メニューなどの告知は、主にInstagramにて。ロケ弁やイベント、法事などの大口注文や予算に応じての別注弁当も可。 大阪メトロ谷町六丁目駅から徒歩約10分、大阪メトロ玉造駅から徒歩約10分、JR玉造駅から徒歩約14分。営業時間は10時半から14時半、月曜休み。 取材・文・写真/二木繁美