「本当に大きな勝利」大迫勇也の2発で連勝の神戸、吉田孝行監督が逆転連覇へ「目の前の試合勝つだけ」
ヴィッセル神戸の吉田孝行監督が勝利を振り返った。 1日、明治安田J1リーグ第29節でアビスパ福岡とのアウェイゲームに臨んだ神戸。3試合負けなしの状況のなか、2連勝を目指した。 【動画】エースが決定力発揮!武藤のラストパスから大迫勇也の先制点 立ち上がりから攻勢の神戸だったが、なかなか福岡の牙城を崩すことができず。それでも前半アディショナルタイム、味方との連携で元日本代表FW武藤嘉紀が右サイドを崩すと、元日本代表FW大迫勇也が倒れ込みながらねじ込んだ。 後半はホームチームの圧が増すが、反撃を許さなかった神戸に追加点。大迫がPKを獲得し、自ら沈めた。 そのまま2-0で逃げ切った神戸は、首位との勝ち点差が「3」に。試合後に『DAZN』のインタビューに応じた吉田監督は、台風の影響を受けながら福岡まで駆けつけたファンに感謝を述べた。 「結果的には本当に大きな勝利だったと思います。選手もスタッフも台風でどうなるかっていう不安な状況ではあったんですけど、クラブとしても最善の策を取れたと思いますし、多くのサポーターの方が神戸から来てくれました。本当に台風で大変ななか、来てくれて大きな力になったと思います」 また、試合内容にも言及。後半は追いつかれてもおかしくなかったものの、耐えきったことが勝利に繋がったと考えている。 「前半はある程度思い描いた前半だったんですけど、後半はちょっと危ない時間帯もあって。結果的には2-0だったんですけど、どっちに転んでもおかしくないかなという展開に後半はなったと思います」 「全員の粘り強さというか、失点しそうなところでもしっかりカバーリングに入ったりとか。0で抑えているっていうのが、次の2点目に繋がったと思うし、本当にみんなの勝利だと思います」 リーグ戦は残り9試合。逆転優勝に向けては「目の前の試合勝つだけなんで、それできてよかったなと思います」と語っている。
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