【独自・詳報】斎藤知事失職で実施の兵庫県知事選挙 稲村和美さんが立候補へ 前の尼崎市長 斎藤氏は30日午前0時に失職 自身も出直し出馬の意向
兵庫県の斎藤知事の失職に伴う知事選挙に、兵庫県尼崎市の前の市長・稲村和美さんが立候補する意向であることが関西テレビの取材で分かりました。
■不信任受け斎藤知事は失職・出直し知事選出馬を決める
パワハラなどの疑惑をめぐって、兵庫県議会で9月19日に全会一致で不信任決議を受けた斎藤知事は、「県議会の解散」か「辞職」をしなければ、「失職」することになっていました。 斎藤知事は9月26日に記者会見を開いて、30日付で失職し、出直し知事選挙に出馬すると発表していました。
■前の尼崎市長 稲村和美さんが立候補へ 尼崎市長を12年務める
これによって実施される兵庫県知事選挙に、前の兵庫県尼崎市長の稲村和美さん(51)が立候補する意向を固めたことが、関係者への取材でわかりました。 稲村さんは、大学在学中に阪神・淡路大震災を経験し、避難所でのボランティア活動を原点に、兵庫県議などを経て2010年に当時の白井文市長の後継者として尼崎市長選挙に立候補。 当時全国最年少の女性市長として38歳で当選しました。
在任中は財政再建などに取り組み、2022年まで3期務めたところで、「区切りがついた」として尼崎市長を退任していました。 関係者によると稲村さんは、10月中旬までに立候補を表明するということです。
■知事選は11月10日か17日に実施の見込み
兵庫県知事選挙には、すでに医師で無所属の大澤芳清さん(61)が共産党の推薦を受けて立候補を表明しています。 投開票は、11月10日か17日に実施される見込みです。
関西テレビ
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