お風呂のお湯の交換頻度を、毎日から「2日に1回」に変えた場合の節約効果は?衛生的には問題ありませんか?
お風呂のお湯の交換頻度を2日に1回にした場合の節約効果
上記の計算を基にすると、お風呂のお湯を毎日交換した場合にかかる水道光熱費は、1ヶ月(30日)で約3600円です。 お湯の交換を2日に1回のペースに変え、交換しなかった日に追い炊きをしたとすると、1ヶ月の光熱費は「約120円×15日+約54円×15日=約2610円」となり、毎日お湯を交換した場合よりも1000円ほど節約できる可能性があります。
2日連続同じお湯に浸かることの問題点は?
お風呂のお湯を毎日換えないようにすれば水道光熱費は節約できますが、2日連続で同じお湯に浸かることには衛生面での問題があると考えられます。 とある調査によると、入浴後一晩放置したお湯の細菌数は、浴槽にお湯を張った直後のお湯の細菌数の数千倍に増えているという結果が出ています。入浴人数が増えるほど細菌の数も増える傾向にあるようなので、家族が多い場合ほど注意が必要になるでしょう。 残り湯を捨ててしまうことをもったいないと感じるようなら、洗濯の洗いに利用してすすぎは水道水で行うなどの方法も検討してみることをおすすめします。
月1000円ほど節約できる可能性があるが衛生面の問題はあると考えられる
浴槽にお湯をためるためには1回につき約120円の水道光熱費がかかる場合があります。今回の試算によれば、追い炊きの場合は約54円のガス代のみかかるので、お湯の交換頻度を毎日から2日に1回に変えることで月に1000円ほど節約できる可能性があるでしょう。 ただし、入浴後一晩放置したお湯にはたくさんの細菌が繁殖していると考えられるため、衛生面では問題があるといえるでしょう。そのため、できればお風呂のお湯は毎日交換するようにし、もったいなければ残り湯は洗濯に使用することをおすすめします。 出典 東京都水道局 水の上手な使い方 くらしと水道 東京ガス株式会社 ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通) 東京地区等 一般契約料金B表 24年11月検針分 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部