「熱意が鹿児島にオーケストラを作った」創立50周年の鹿児島交響楽団 100回目の定期演奏会へ
今月17日には100回目の定期演奏会を鹿児島市で開きます。 ソリストにはNHK交響楽団の特別コンサートマスターを務めるヴァイオリン奏者の篠崎史紀さん、指揮は2011年にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した垣内悠希さんです。 (指揮者 垣内悠希さん)「続いているのが本当にすばらしい。(鹿響は)まじめで本当に一生懸命。どんな音が出せるかを最後まで模索されるから、すばらしい」 今回のプログラムのメインはマーラー作曲の交響曲第5番。演奏時間が1時間を超える大作です。 (指揮者 垣内悠希さん)「なかなか難しい曲、すごい挑戦。雰囲気やウィーンのいろんな空気をいかに音にして伝えられるか、それをお客様にも楽しみにしていただきたい」 (鹿児島交響楽団 新村元植・楽団長)「100回ですから、日頃できない曲、歴史に残る演奏会になのではと思っている。文化活動をみなさんに広めていく、一緒に活動の中に入っていただく、これを絶やさずに次につなげることがわれわれの使命だと感じます」 100回目の定期演奏会まであと9日。大きな節目を迎えるとともにこれからもつなげるために鹿児島から音を奏で続けます。 100回目の定期演奏会は今月17日午後3時から鹿児島市の宝山ホールで開かれます。入場料は前売りで一般2000円、学生は1000円で当日は200円増しです。
南日本放送