「どうしよう…」迷ったら“新古車”を選ぶべき人の背中をそっと押す5つの理由【新車? 中古? シェア?!】
”登録済み未使用車”などとも呼ばれる”新古車”。そもそもどのようなクルマなのかというと、「すでにナンバーがついているが、名目上は未使用の状態」だ。ファーストオーナーはディーラーなど、自動車販売店であることが多い。今回は「よく分からないし、ちょっと不安…」という方のために、”迷ったら新古車を選ぶべき人”と題して、その背中を押す理由を5つにまとめてみた。ざっくりいえば新古車は”新品同様”なケースが多く、お買い得なクルマだということは、あらかじめ申し上げておきたい。 【画像】迷ったら“新古車”を選ぶべき人、その理由×8枚
1: ファーストオーナーであることにはこだわらない
新古車と新車の決定的な違いは、先述したようにナンバーがすでに取得済みであり、ファーストオーナーはディーラーなどの自動車販売店の名義になっている点が挙げられる。 契約後に名義変更をすることで、そのクルマのセカンドオーナーとなるのだ。 おもなデメリットとしては、初回車検の残りの日数や、名義変更時に付帯される新車時の保証期間が数日、あるいは数か月分減っているという点が挙げられる。 その他、売却時にセカンドオーナー車であることがマイナス評価となる可能性もなくはないが、コンディション等々で相殺することは十分に可能だろう。 ◆一度登録されたがゆえ、厳密には中古車である新古車。展示用/試乗用などお店のデモカーとして使用されていた場合が該当(試乗車の場合は、走行距離がそれなりに増えていることも)。また売れ筋の”見込み発注”をした、その在庫残りのケースもある。
2: 安く抑えたいけれど新車同様のクルマがいい
新古車を選ぶ最大のメリットのひとつとして挙げられるのが「費用を抑えつつ、新車同様のクルマを手に入れられること」だろう。 本来、新車登録時にかかる費用が名義変更や車庫証明の登録程度で済むケースもあるし、何より車両本体そのものを新車より安く手に入れられる可能性が高い。 ただ、新古車はいわば”掘り出しモノ”なのだ。いつでも買えるというわけでもなく、さらには希望しているモデルの新古車が売りに出されるかどうかも未知数だ。 もし、探しているタイミングで偶然見つけられたのならかなりの幸運だといえる。他の誰かに買われてしまう前に、即断即決した方がいいだろう。 ◆新車よりも”お手頃”であることの多い新古車。ちなみに自動車公正取引協議会では、販売店の表示に対して「優良誤認の可能性がある」として、”新古車”ではなく”登録(届出)済未使用車”の名称を使用するよう定めている。