「どうしよう…」迷ったら“新古車”を選ぶべき人の背中をそっと押す5つの理由【新車? 中古? シェア?!】
3: 即納できるなら新車にはこだわらない
コロナ禍以降、最近はいくらか落ち着いてきたとはいえ、人気モデルの新車ともなれば納期が数か月~年単位というケースも珍しくない。 しかし、新古車はすでに現車がそこにある。そのため、契約後に名義変更さえできれば10日~半月前後で納車できてしまう。 ほぼ即納で新車同然のクルマが手に入るのだから、希望する条件と合致しているのであれば、どう考えてもお買い得なのだ。 ただ、”納期が長い大人気モデル=注文に対して生産が追い付いていない状況”であるため、現時点では“大人気モデルの新古車が市場に出る確率は低い”、またはあっても“価格が高い”と認識しておいたほうがいいだろう。 ◆新古車はナンバー取得済み、つまり(基本的には)公道を走れる状態で、お店に展示されていることが多い。ただしメーカーが”受注停止”を発表するような大人気モデルだと、お値段も高めになっている可能性が大だ。
4: ボディカラーやメーカーオプションなどにはこだわらない
新車であれば、ファーストオーナーとなる人の好みで、ボディカラーやメーカーオプションを装着することができる。 しかし、新古車は完成車両であるがゆえに、後から変更することはできない。たとえばサンルーフや本革シートなどのメーカーオプションは、後付けができないのだ。 これを新古車のデメリットとして考えるのなら、思い切って新車を選んだ方がいいかもしれない。しかし、“ある程度は妥協できる”、あるいは“少しでも購入費用を安く抑えたい”というのであれば、迷わず新古車をおすすめしたい。 補足すると、ディーラーオプションであればほとんどの場合、契約時または納車後でも装着が可能だ。 ◆メーカーオプション=工場装着品なので、すでに出荷された後の新古車では選択不可。内外装のカラーや、メーカーオプションなどをじっくり吟味し「自分仕様を極めたい! 」という人には、残念ながら新古車はおすすめできない。
5: 上級グレードの新古車が見つかった
新古車であれば、当初検討していたグレードよりワンランク上のグレードが手に入る可能性もある。 デモカーとして導入/展示する場合、売れ筋のグレードやボディカラーを選択、メーカーオプションなどを装着した状態で発注されるケースも多い。 また、人気のある仕様をお店である程度先行して注文しておく、いわゆる“見込み発注”車両が余る、という場合もある。 もともとは下位グレードの新車の購入を検討していた場合、新古車であれば同じ予算でワンランク上(か、それ以上)のグレードのクルマが狙えるのだ。 繰り返しになるが、新古車は“掘り出しモノ”であり“1点モノ”だ。それゆえライバルも多く、「見つけたときが買い時」であることを肝に銘じてほしい。 ◆中古車同様、一点モノである新古車。なかなか即断は難しいかもしれないが、「ピン! 」とくる1台があったのなら、決めてしまうのも手だ。
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月刊自家用車編集部