生成AI「無関心」26%に減少 ソフトクリエイトが情シス部門に活用状況調査
システム開発のソフトクリエイト(東京都渋谷区)は、生成AI (人工知能)に対する情報システム部門の関心や活用状況を把握するため、「生成AI 活用に向けた情報システム部門の意識調査 2024」を実施した。半年前の前回調査と比べ、生成AIに無関心な企業は全体の26%まで減少。導入を検討する企業が増加している現状を改めて裏付けた。 調査は6月上旬、ITシステム運用担当者434人を対象にオンラインで実施。生成 AIが注目を集めビジネスへの活用が期待される中、2023年12月~2024年1月に続く2回目の調査で、AIへの期待や活用状況、懸念点などについて約半年の推移を調べた。 結果によると、「既に活用している」「活用に向けたプロジェクトが進んでいる」はそれぞれ微増した。一方で、大きな変化があったのが「会社としての取り組みとしてはまだ特に何も動いていない」で、34.6%から 26.0%に減少。この半年で生成AIに関心を持たない企業は大きく減り、7割近い企業が生成AIに関心を持っていることが明らかになった形だ。
電波新聞社報道本部