プーチン氏「ミサイルをキーウに」挑発も…ウクライナ侵攻語る
日テレNEWS NNN
ロシアのプーチン大統領が、記者や国民の質問に直接答える大規模な記者会見を開き、4時間半に及ぶ質疑を終えました。プーチン大統領はウクライナ侵攻について何かを語ったのでしょうか、平山晃一記者(NNNモスクワ)に聞きます。 ◇ プーチン氏は作戦は順調だと自信をみせた上で、自慢の新型ミサイルをウクライナの首都キーウに撃ち込むぞと、挑発する場面もありました。 プーチン大統領 「欧米の防空システムが守るウクライナのキーウを 『オレシュニク』で攻撃し、どうなるか見てみよう」 プーチン氏は、新型の中距離弾道ミサイル『オレシュニク』をめぐり、迎撃は不可能だと改めて強調した上で、「21世紀のハイテクな決闘をしよう」と挑発しました。 一方で、まもなく発足するトランプ政権を意識した発言も目立ちました。 トランプ次期大統領と「いつでも会える」と改めて対話に意欲を示した上で、停戦交渉をめぐり「交渉と妥協の両方の用意がある」とも述べました。 ただ、実際の交渉では自国に有利な条件を突きつけるのは確実で、今後もトランプ氏の出方を見ながらの駆け引きが続きそうです。