「南海トラフ臨時情報」で関心が急上昇!防災への備え
定期的な見直しで備えることが大事
意気揚々と非常持ち出し袋を用意した頃から数年経つと、年齢・体調・家族構成などに変化があります。 小高「中身も大事ですけど、いざという時に中身が使えない!背負えなかった!ってなると困りますからね」 非常持ち出し袋に必要なのは食料や絆創膏・ラジオなど誰にでも必要なものもあれば、個人で必要な常備薬や日用品もあるため、この機会にしっかりチェックするのはいいことかもしれません。 つボイ「季節によっても違うという点に気付いて点検しているAさんを見習って、僕らも考えないとですね」 例えば、乳幼児を抱えている家庭では紙おむつや離乳食・粉ミルクが必須。子育て経験者の小高曰く、紙おむつは成長と共にサイズが変わるため、今に合ったサイズかどうかも確認が必要です。 また、女性で忘れがちなのが生理用品。避難所生活では、赤ちゃん用品や女性用の生理用品は避難所運営者が男性で「欲しい」と言い出しづらい、必要数を支給してくれない(理解してもらえない)、後回しにされるといった事態も過去の災害では起こっています。 販売店やネット上で水や米・防災用品購入が殺到し、お盆の夏季休業も重なって品薄または品切れが相次いでいる今日この頃。「計画的にチェックし、備える習慣を身につけてほしい」とまとめるふたりでした。 (葉月智世)