横山葵海、プロ2戦目で東洋太平洋ランカーと対戦 亀田興毅氏は「新たな怪物ボクサー」と大絶賛してメイン抜擢
大阪市出身の横山は3歳で極真空手を始め、小学3、4、5年生と全国大会を3連覇。中1でボクシングに転向した。大阪・浪速高から拓大へ進学し、2022年全日本選手権バンタム級で優勝。4年時には主将を務め、24年パリ五輪を目指していたが、バンタム級が実施階級から外れたこともあり、今春の卒業後にプロ転向した。7月に東京・両国国技館で53キロ契約6回戦として、22年遼寧省選手権52キロ級優勝のワン・ハオ(中国)とプロデビュー戦を闘い、鮮烈な2回TKO勝ち。解説者として来場していた拓大と所属ジムの大先輩、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏(44)も「めっちゃ強い」と太鼓判を押していた。
横山のアマチュア戦績は56戦44勝(12RSC)12敗、ケビドのプロ戦績は18戦13勝(7KO)3敗2分け。(尾﨑陽介)