秋から「単身赴任」ですが、テレビを買うか迷っています。「NHK受信料」も払わないなら節約になると思うのですが、テレビって持つのが“当たり前”ですよね?
NHK受信料はいくら?
NHK受信料は2023年10月から以前よりも1割安くなっています。現在は地上契約のみの場合は月額1100円、衛星契約も含むと月額1950円です。 12ヶ月前払いをした場合には月当たりの金額は安くなりますが、それでも年間で地上契約のみの場合は1万2276円、衛星契約も含むと2万1765円を負担する必要があります。
チューナーレステレビはNHK受信料を支払う必要がない
基本的にはテレビを単身赴任先に設置した場合、NHK受信料の支払いが発生します。NHK受信料の負担を回避するためにテレビを買わないというのも1つの手段ですが、テレビを使ってYouTubeを見る人や、映画やゲームを楽しみたいという人もいるでしょう。 そのような人にとって検討したいのが「チューナーレステレビ」です。チューナーレステレビには、受信設備であるチューナーがないため、NHKの放送も受信できません。NHKの放送を受信できなければ、放送法の要件に当たらないため、NHKとの受信契約も不要です。 なお、チューナーレステレビでも「TVer」という無料アプリを使って地上波の放送を見ることは可能です。TVerは民放各局が放送したテレビ番組を、リアルタイム、もしくは再放送で視聴できます。 ただし、TVerでは全てのテレビ番組が見られるわけではなく、また画質が落ちる場合も少なくありません。利用中はネットにつながっているため、データ量などにも注意が必要です。
まとめ
テレビはどの家庭にもあるイメージを持つ人も多いかもしれませんが、単身世帯では4人に1人がテレビを保有していません。テレビがない場合はNHK受信料を支払う必要はないため、年間の支出を1万円以上減らせます。 テレビを設置する際は目的をよく考えつつ、チューナーレステレビの導入も含め節約方法を検討しましょう。 出典 LINEリサーチ テレビ・メディアの視聴実態に関する調査 e-Gov法令検索 放送法 NHK 受信料の窓口 日本放送協会放送受信規約 NHK 2023年10月からの受信料について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部