オシムヘン、ナポリ残留決定的に激怒?プレー拒否で今後はU-21チームで練習か|セリエA
ナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンは、ナポリに対して今後同クラブでプレーする意思がないことを伝えたようだ。 2022-23シーズンにセリエAで26ゴールを奪い、クラブに33年ぶりのスクデットをもたらしたオシムヘン。昨季も負傷離脱やチームの低迷がありながらもリーグ戦15ゴールを奪っていたが、今夏には退団が決定的だと複数メディアで伝えられていた。 そんな25歳FWはなかなか新天地が決まらなかったものの、欧州主要リーグの移籍市場閉幕が迫る中でチェルシーとアル・アハリへの移籍が注目を集めることに。しかしイタリア『スカイ』によると、チェルシーとは給与面の問題で合意に至らず。アル・アハリとは、ナポリが土壇場で要求額を引き上げたため移籍金で合意に至らず、交渉は決裂したようだ。 サウジアラビアの移籍市場は9月2日まで開いているため、現時点でオシムヘンはアル・アハリへの移籍がまだ実現可能である。しかし30日、同クラブはイングランド代表FWイヴァン・トニーの獲得を発表。『RMC Sport』のファブリス・ホーキンス記者は、全関係者が合意は困難であると考えており、オシムヘンはナポリ残留が決定的となったと伝えている。 さらに『レキップ』のロイック・タンツィ記者は、オシムヘン側はナポリに対し、今後同クラブでプレーする意思がないことを明確にしたとも指摘。クラブ幹部に出場拒否を通達したようだ。今後はトップチームを離れ、U-21チームでトレーニングすることが予想されている。 なおイタリアの一部メディアでは、オシムヘン側はアル・アハリとのクラブ間交渉決裂に激怒し、代理人が会長や幹部陣に怒りの電話をかけたと伝えられている。すでに関係は破綻しているとも指摘されているが、今後の動向に注目が集まっている。