最高額車がミニバンってダサくない? 真のラグジュアリーブランドとなるのに、レクサスに必要なフラフシップはこれだ!!
■プロトタイプカーの目撃情報アリ!!
ただ、レクサスのフラグシップスポーツ復活は、もう間もなくかもしれません。かねてより「LF-Aの後継モデルでは!!?」といわれていたモデルとしては、低い車高や挑戦的なデザインをまとったバッテリーEVスポーツとされる「LEXUS ELECTRIFIED SPORT CONCEPT」があります。 2021年12月に日本で世界初公開となった後、2022年6月の英国グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードや、2022年8月の米国モントレー・カー・ウィーク2022、2023年4月の上海モーターショーなど、世界各国のイベントで実車が披露されています。 ただ、2024年秋には、ドイツ・ニュルブルクリンク近郊で、LEXUS ELECTRIFIED SPORT CONCEPTとは違う、別のプロトタイプカーの目撃情報があったのです。 ボディ全体に偽装が施されていたようですが、ロングノーズかつ低全高&ワイドなスタイル、巨大なリアウイングなど、まったく新しいデザインが与えられていたようで、両側2本出しのマフラーエンドが見えるため、何かしらの内燃機関が搭載されているようです。
■市販化はもう間もなくか!??
すでに公道テストが行われている状況から察すると、市販化に向けた最終段階に突入しているのでしょう。LEXUS ELECTRIFIED SPORT CONCEPTのようにバッテリーEVスポーツとなるシナリオもありうると考えていましたが、レクサスは、フラグシップスポーツに、「多気筒エンジンを搭載したスーパーカー」の道を選んだようです。 既存のV6ターボハイブリッドか、新しい多気筒エンジンか、はたまたヤマハが開発中のV85.0リッター水素燃焼エンジンとなるのかはわかりませんが、来年1月の東京オートサロン2025の場で、何かしらの続報に触れられることを期待しています。 Text:吉川賢一 Photo:LEXUS