最高額車がミニバンってダサくない? 真のラグジュアリーブランドとなるのに、レクサスに必要なフラフシップはこれだ!!
現在のレクサスの最高額車は2000万円の「LM」。しかしながら、日本を代表するラグジュアリーブランドのフラグシップには、もっと刺激的であって欲しいもの。やはりスポーツカーのフラグシップが欲しいところだと思いませんか? 車好きオジサン界隈でも話題にすらならないのはナゼ? 今年のカーオブザイヤーはどんな車だったのか そう言われると、レクサスのフラグシップスポーツといえば、2009年に登場した「LF-A」が思い出されます。2010年から2012年の期間で限定500台しか生産されなかったLF-Aですが、その後継となるモデルが、もうまもなく登場するかもしれません。
■レクサスには、夢の詰まったスーパーカーをフラグシップに掲げてほしい
レクサスブランドのプレミアムスポーツを示す「F」の頂点に立つクルマとして、2009年に発表されたレクサス「LF-A」。搭載されたV10型4.8リッターエンジンは、レッドゾーンの9000rpmまで、「天使の咆哮」とも例えられたV10サウンドを奏でながら一気に駆けあがり、最高出力は560馬力、最高トルク480Nmを発揮。6速ASGを介して後輪を駆動し、最高速度325km/h、0-100加速3.7秒は、登場から15年経過したいまでも、十分に高いといえるスペックです。 車両価格3750万円、しかも限定500台と、価格的にも生産台数的にも手に入れるのが困難なLF-Aでしたが、こうした夢の詰まったスーパーカーの存在は、レクサスのラグジュアリーブランドとしての価値をさらに引き上げてくれるもの。もちろんLMが悪いわけではありませんが、やはりクルマメーカーなのですから、走る性能(=速い)において頂点にあるものも、フラグシップとして掲げてほしいのです。 レクサスのライバルであるメルセデスベンツやBMWといった海外勢は、必ず2ドアスポーツをラインアップしています。こうしたライバルを突き放し、レクサスブランドのさらなる飛躍を狙うならば、いまこそスーパースポーツの復活が必要なのではないでしょうか。 ちなみに、LF-Aはいま、業者向けの中古車オークションで、1億円を超えるほどの超プレミア車となっています。