照ノ富士「体の張りが少しずつ戻ってきた。体重も…」3場所ぶり復帰へ前向き 明治神宮奉納土俵入り
大相撲の横綱・照ノ富士(33=伊勢ケ浜部屋)が7日、東京都渋谷区の明治神宮で行われた新春恒例の奉納土俵入りに、太刀持ち・尊富士(25)と露払い・錦富士(28)を従えて参加した。 【写真】<明治神宮奉納土俵入り>明治神宮で奉納土俵入りする照ノ富士。左は太刀持ち・尊富士、右は露払い・錦富士 3場所ぶりの復帰となる初場所(12日初日、東京・両国国技館)出場へ前向きな姿勢を示した。昨日の稽古総見では大関・大の里と7番連続で取って3勝4敗。この日は、ぶつかりをメーンに稽古を行ったといい、「体の張りが少しずつ戻ってきた。体重も戻りつつある。まだ時間があるので、徐々に戻していければいい」と力を込めた。番数については「今できることを精一杯やる。万全な状態までもっていく」と語った。 照ノ富士にとっては昨年に続き自身2回目の横綱土俵入り。この日は初詣に訪れる参拝客も多い中、約2100人の観衆が見守った。初の太刀持ちを務めた尊富士について「理由はないけど、やったことがないので、そういう経験をさせてあげようと思って選んだ」と話した。 昨年の名古屋場所では隆の勝との優勝決定戦を制し、10回目の優勝。「11回目を目指して頑張りたい」と賜杯に意欲を示した。